【車検証の住所】と【現在の印鑑証明書の住所】が異なる場合
車を売りたいんだけど、車検証に書いてある住所と、今の住所がちがうのよね。必要なものって印鑑証明書だけでいいのかな?
愛知県で車の手続きを専門に行っている行政書士です。
お名前が同じでも、車検証と印鑑証明書の住所がちがうと同じ人かどうか分からないですよね。(同姓同名の可能性がある)
この場合、車の手続きに追加で必要となる書類がありますので、ご説明致します!
【この記事の信頼性】
・車の手続きを専門に行っている行政書士自らが書いています。
・実際に、毎日のように車の手続きを業務として行っており、経験に基づいたアドバイスを記載しています。
・建前と本音(実務)をあわせて掲載しており、単なる知識だけではなく、実際の手続きでお役に立てます。
自動車手続きに追加で必要となる書類
それはずばり!住民票です。
現在お住まいの役所で住民票を取っていただくと、「前住所」という項目が記載されています。
これは、特に指定しなくても(本籍地のように特別にチェックしなくても)自動的に記載されます。
この「前住所」が車検証の住所と同じなら、車の所有者があなたであることが証明できます。
追加書類としては、この住民票を出せばOKです。
さらに追加で必要な書類
たまにあるのですが、住民票を取ってみたけど、「前住所」と「車検証の住所」が違う場合。
引っ越しを何度かしていて、住所変更をきちんとしていない人はこういうときに困ります。
たとえば、A市→B市→C市と引っ越しをしていて、車検証の住所はA市、印鑑証明書の住所はC市となっている場合です。
この場合、住民票の前住所はB市になってしまい、住所のつながりを住民票では証明できません。
こういったケースでは、「戸籍の附票」を取りましょう。
戸籍の附票には、その本籍地で転々とした住所が引っ越した順に記載されています。
つまり、A市→B市→C市と記載されているため、車の持ち主があなたであることが証明できるのです。
ちなみに、戸籍の附票は、住民票のある役所ではなく、本籍のある役所でとります。
本籍地と住民票が同じ住所なら問題ないですが、本籍地が遠方の場合は郵送で取得できるので、本籍地がある役所のホームページで調べてみましょう。
現在は、戸籍の附票等の保存期間が150年と長いので問題ないですが、引っ越した時期が古い場合、役所に戸籍の附票等が残っていない場合があります。
こういったケースを避けるためにも、引っ越しをしたら、その都度、車の住所変更手続きをしておきましょう。
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