【愛知県小牧運輸支局】自動車手続きの流れについて詳しく解説!
今度、愛知県小牧運輸支局で車の名義変更を自分でやろうと思って。書類もそろったし、行ってみたら何とかなるかな?
愛知県で自動車登録業務を専門に行っている行政書士です。
ここでは、小牧運輸支局での普通車の具体的な名義変更手順について解説していきますよ!
【この記事の信頼性】
・車の手続きを専門に行っている行政書士自らが書いています。
・実際に、毎日のように車の手続きを業務として行っており、経験に基づいたアドバイスを記載しています。
・建前と本音(実務)をあわせて掲載しており、単なる知識だけではなく、実際の手続きでお役に立てます。
愛知県小牧運輸支局
住所:愛知県小牧市新小木3丁目32
小牧運輸支局では、普通車と軽自動車のどちらも登録できます。
中川区の愛知運輸支局は普通車のみで、軽自動車は港区で登録するので注意しましょう。
正式には、普通車の方が「中部運輸局愛知運輸支局小牧自動車検査登録事務所」で、軽自動車の方が「軽自動車検査協会愛知主管事務所小牧支所」という名称です。
同じ敷地内にあって、建物に向かって、左側が普通車、右側が軽自動車、真ん中が普通車・軽自動車共通となっています。
(真ん中の出入口は風で紙類が飛んでいってしまうといけないので、閉まっていることが多い)
ここでは、普通車の名義変更手続きについて、ご説明していきます。
⓪相談窓口
はじめて手続きに来た方や、書類の書き方などが分からない方は、ここで番号札を取って相談しましょう。
係の方が一人一人丁寧に教えてくれます。
逆に、登録窓口の方では質問しても案内してもらえないので、相談は⓪番でしましょう。
登録窓口の方にいろいろ質問すると、他の審査待ちの人に迷惑がかかります。
まわる順番は、ナンバープレートの変更がある場合とない場合でちがってきますよ。
ご自身のケースに当てはめて確認してみてください。
ここからの説明は、あくまでも必要書類がすべてそろっている前提です。
必要書類について、分からない方はこちらから。
普通車の名義変更に必要な書類
ナンバープレートの変更がある場合
たとえば、一宮市に住んでいる親から、稲沢市に住んでいる子への名義変更をする場合。
この場合、「一宮ナンバー」から「尾張小牧ナンバー」に変更になります。
市がちがっていても、小牧市から稲沢市への変更だと、同じ「尾張小牧ナンバー」でプレート変更は無いので注意しましょう。
⑭ナンバー返納
まずは、真ん中の建物で、旧ナンバープレートを返却しましょう。
車の手続きは、基本的に、古いナンバープレートを返却しないと新しいプレートがもらえないことになっています。(行政書士の後返納など例外あり)
名義変更の手続きを進める前に、車から古いナンバープレートを外して、⑭で返却しましょう。
ドライバーなど持ってきていない方は⑭の近くの受付で借りれます。
機械に2枚のプレートをセットすると、プレートが落ちて、代わりに小さい水色のシールがでてきます。
これは、手数料納付書の右下あたりに貼る欄があるので、無くす前にすぐ貼りましょう。
ちなみに、返納したナンバープレートはその日に裁断されます。
もしも書類不備などで、手続きが後日になる場合は、窓口で相談しましょう。
⑧手数料を支払って印紙を買う
普通車の名義変更の場合、500円が手数料としてかかります。
登録窓口に書類を出す前に、⑧で500円を現金で支払って、500円印紙を購入しましょう。
購入した印紙は、手数料納付書の下の方に貼ります。
間違って購入してしまった場合は、購入当日に限り、返金してもらえます。
この時、領収書が必要になるので、無くさずに持っておきましょう。
①申請書類一式を提出する
左側の建物に移動して、①で書類一式を出しましょう。
まずは、番号札を取ります。
2枚でてくるので、短い方を書類一式に留めて、ボックスに投げ入れます。
長い方の番号札にはQRコードがついていて、スマホで読み取ると、進捗状況が見れます。
つまり、陸運局でずっと待っている必要はなく、番号が呼ばれたら新しい車検証を取りに行けばいいことになっています。
もちろん、書類に不備があると呼ばれる場合もあるので、ご注意を!
②車検証を受け取る
無事に登録が終わったら、番号が表示されます。
②番窓口で新しい車検証を受け取りましょう。
⑩自動車税申告をする
また真ん中の建物に移動して、⑩番窓口で自動車税の申告をしましょう。
自動車税申告書は複写になっているので、⑩番窓口の近くに置いてあります。
記入見本が貼ってあるので、記入して申告を出しましょう。
この時、税申告書だけではなく、新しい車検証などが必要なので、先程②番窓口で渡された書類はすべて⑩番窓口の方に渡しましょう。
もし車の年式が新しく、環境性能割(自動車取得税)がかかる場合は、⑨番窓口で現金で支払うよう言われます。
陸運局に行く前に事前に環境性能割がかかるか確認しておきましょう。
⑫ナンバープレートを受け取る
最後に、⑫で新しいナンバープレートを受け取ります。
プレート代はここで現金で支払います。
愛知県の普通車は1,460円です。
新しいプレートを自分で車に取り付けたら、係の人の指示に従って、封印を取り付けてもらいましょう。
これで、終了です。
このように、あちこちの窓口を移動して回ります。
順番が必ずしも①番からではないので、はじめてだと分かりにくいですよね。
ナンバープレートの変更がない場合
管轄変更が無い場合(たとえば同じ市内で名義変更など)は、回る順番が違います。
各窓口の詳細は、前述の「プレート変更がある場合」の項目を参照してください。
⑧手数料を支払って印紙を買う
まずは500円印紙を購入して、名義変更の手数料を払いましょう。
⑩自動車税申告をする
ナンバープレートの変更が無い場合は、先に税申告をします。
申告後に窓口で紙を渡されるので、それに氏名などを記入しましょう。
①申請書類一式を提出する
次が、①番窓口で申請書の提出です。
②車検証を受け取る
登録が終わったら、②で車検証等を受け取りましょう。
これで終わりです!
まとめ
ナンバープレートの変更が無い場合は、先に自動車税申告をする必要があるので、回る順番に注意しましょう。
住所変更も基本的には同じ順番です。(住所変更は手数料が350円)
陸運局は平日しか開いていませんが、時間が取れそうな方はぜひチャレンジしてみてください。
陸運局内にも一応案内がありますが、正直私も最初はよく分かりませんでした。
誰が見ても、順番が分かるようにはなっていませんし、案内してくれる人もフロアにいないので、あらかじめ調べてから行った方が安心ですね。
平日に手続きに行くのが難しい方は、行政書士による出張封印制度がありますので、こちらもご参考までに。
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