車庫証明を出す人必見！受付時間は【収入証紙の販売時間】にご注意を

自分で車庫証明を取りに行きたいんだけど、警察署の開いてる時間っていつなのかな？

愛知県で自動車登録業務を専門に行っている行政書士です。
警察署に車庫証明を取りに行くのであれば、時間帯に注意が必要ですよ！

【この記事の信頼性】
・車の手続きを専門に行っている行政書士自らが書いています。
・実際に、毎日のように車の手続きを業務として行っており、経験に基づいたアドバイスを記載しています。
・建前と本音（実務）をあわせて掲載しており、単なる知識だけではなく、実際の手続きでお役に立てます。

平日に時間が取れる方なら、自分で車庫証明を取ろうと思うことありますよね。
警察署って24時間開いてそう（？）ですが、車庫証明は主に「交通課」というところが担当です。

交通課は24時間受付OKではありませんので、注意が必要ですよ！

警察署の車庫証明受付時間は、月曜から金曜日（祝日を除く）午前８時45分から午後４時30分までです。（愛知県の場合）
※令和3年4月1日より、窓口終了時間が1時間早くなって、4時30分までとなりました。

土日祝日はお休みです。

しかし！
この時間帯に警察署に行っても、車庫証明が申請できない場合があるので、ご注意ください。

まずは「収入証紙」について

「収入証紙」という言葉をご存知でしょうか？
収入印紙と似ているのですが、少しちがいます。

収入証紙と収入印紙のちがい

・収入証紙：地方自治体が発行するもの
・収入印紙：財務省（国）が発行するもの

車庫証明を取る際は、「収入証紙」が必要です。
収入印紙とちがって、収入証紙は地方自治体が発行するものなので、愛知県で車庫証明を取る場合は、愛知県の収入証紙が必要です。

つまり、他県の収入証紙は車庫証明申請には使えません。

車庫証明の申請には収入証紙が必要

車庫証明の取得には、収入証紙が必須です。
金額は2,700円（愛知の場合）です。※県によってちがいます。

車庫証明の取得には、警察署に2回行く必要があるのですが、
申請の際：2,200円
受領の際：500円
それぞれ収入証紙が必要になります。

＜追記＞令和6年より愛知県でもキャッシュレス決済が始まっています。
詳しくはこちらから

車庫証明のキャッシュレス決済

車庫証明手数料の支払いがキャッシュレスに！

収入証紙の販売時間

収入証紙自体は、警察署内で販売しているため、あなたが車庫証明を取りに行く際、ついでに購入することができます。
ちなみに収入証紙の購入は、現金のみです。クレカや電子マネーは使えません。

ただし、収入証紙の販売時間帯は、車庫証明の受付時間より短いです。
基本的には、9:00～11:15、12:00～16:00（※）が証紙売り場の開いている時間です。
（警察署によって多少ちがいがあります）
※2022年現在のものです。気になる方は事前に警察署へお問い合わせしてください。

ご自身の地域の管轄警察署はこちらから調べられます。
「対象地域一覧」

えっ・・・お昼休みあるの？と思った方。
ありますよ！

収入証紙を販売していない時間帯は、車庫証明の申請（受領も）ができません！

なぜなら、申請の時も受領の時も、収入証紙を申請書に貼らないといけないからです。
せっかくわざわざ警察署に行ったのに、証紙売り場の窓口が開くのを待つのはつらいですよね。

ちなみに、証紙売り場が閉まっている時間帯は、キャッシュレス決済もできません。
キャッシュレスの場合も、証紙売り場で行うためです。

くれぐれも訪問する時間帯は気をつけましょう。

もちろん、事前に収入証紙を準備していけば、車庫証明の窓口自体は開いていますよ。
収入証紙の販売のみ、お昼休みがあるということです。