車庫証明手数料の支払いがキャッシュレスに！

車庫証明のキャッシュレスはいつから？

県によって異なりますが、愛知県では「令和6年4月」よりキャッシュレス決済が始まっています。
車庫証明を取りに警察署に行く際、今までは、愛知県証紙売り場で現金で証紙を購入して、申請書に貼っていましたよね。
令和6年4月から、証紙売り場の受付にモニターみたいなものが置いてあるのを目にされた方もいらっしゃるかと思います。
あのタッチパネルでキャッシュレス決済ができるようになりました。

どんなキャッシュレス決済が使えるの？

＜車庫証明で利用できるキャッシュレスの種類＞

クレジットカード	visa MasterCard JCB AmericanExpress DinersClub DISCOVER 銀聯
コード決済	PayPay ｄ払い auPay 楽天Pay メルペイ J-CoinPay Alipay WechatPay 銀聯QR JKOPAY
交通系ICカード	TOICA、manacaを始めとする交通系ICカード 全国相互利用サービス対象のもの
電子マネー	QUICPay 楽天Edy nanaco WAON

従来通り現金では支払えないの？

キャッシュレスの場合は、証紙を買うのではなく、申請書に貼られたQRコードで支払いをするだけです。
キャッシュレスが導入された当初、私は証紙をクレジットカードなどで買うのかと思っていました。。。

キャッシュレスの問題点

令和6年4月から実際に日常業務でキャッシュレスを使っていますが、いくつか気になる問題点がありましたので、まとめてみました。

領収書が出ない

キャッシュレス決済では領収書が出ません。
従来の現金払いの場合は、領収書が出ていましたよね。

個人で車庫証明を取る方はあまり必要無いかもしれませんが、法人の場合など、領収書が出ないことが理由で、正直、あまりキャッシュレス決済を使う人が少ないようです。（と警察署の方が話していました。）

領収書が必要な方は従来通りの現金払いを利用しましょう。
ちなみに、キャッシュレスでもレシートはちゃんと発行されます。

手続きが煩雑

現金決済の場合は、あらかじめ証紙を買っておいて、車庫証明の窓口で申請を出すというやり方をしていました。
しかし、キャッシュレス決済では、車庫証明の窓口で申請書にQRコードを貼ってもらって、それを証紙売り場に持って行って支払いをするという面倒くささがあります。。。

そのため、証紙売り場が昼休みで閉まっていたり、証紙売り場に行列ができていたり（たまにあります）、証紙売り場が遠かったり（階が分かれているなど）すると、従来通りの現金で買った証紙を貼った方が早い！となってしまいます。

また、キャッシュレスの場合は、2,200円（申請時）と500円（標章交付時）の2回に分けて支払う必要があります。愛知県では、2,700円を一度にキャッシュレス払いはできないので、ご注意を！

待ち時間がある

現金払いの場合は、証紙を申請書に貼るだけですが、キャッシュレスの場合は、決済確認のために少し待たされることがあります。
この辺りは、警察署によって異なり、イスに座って待つぐらいの警察署もあれば、まったく待ち時間が無い警察署もあります。
あと、これは窓口の方の話ですが、キャッシュレスの支払い方法（カードの種類など）によっても、待ち時間が違うのだとか。
いずれにしろ、急ぎの方は証紙を貼った方が早いのは確実です。

まとめ

ついに警察署でもキャッシュレス決済ができるようになりましたね。
4月の導入時はどこの警察署窓口（担当者さん）も混乱していて、手探りの状態で始まりました。

上記問題点が原因なのか、あまりキャッシュレスが知られていないのか、キャッシュレスを使う人が少ないので、初めの頃は、私がキャッシュレスを選択すると職員の方が集まってきて、やり方を見ている・・・という状態が各警察署でありました。

もっと便利になれば、キャッシュレスを使う人も増えるのではないかと思います。
今後に期待ですね！

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